平成26 年4 月8 日より株式会社Peer(以下Peer)を設立致しました。Peer の業務は、主に障がい者雇用の促進、スキルアップ、企業への定着を目指し、障害をもった方の就労の場を増やし、そして受け入れる企業を増やす事を目的としております。
株式会社藤波タオルサービス(以下当社)では、関係会社としてPeer に対し20%の出資をいたします。平成25 年4 月より、障がい者の法定雇用率は民間企業で1.8%から2.0%へと引き上げられました。(今後もこの割合は引き上げられていく見通し)
それに加え、障がい者を雇用しなければならない事業主の範囲は、従業員56 人以上から50 人以上へと変更がされております。
失業率の下げ止まりが伝えられる中、多くの業種では人手が足りず、いわゆる「3K」と呼ばれる職場での障がい者雇用も、必然的に増加していくものと推測されます。
これらの事から、障がい者の雇用数の増加、初めて障がいのある方々を雇用し始める企業数の増加が予想され、多くの企業が障がい者との接し方や指導方法に関するノウハウがないと考えられる中、障がい者を一人前の戦力に育成するための指導に対するニーズが今後も高まっていくことが考えられます。
Peerの代表につきましては、NPO 法人東京自立支援センターともにーにて、指導員をしておりました鈴木郁美が務めます。
Peerでは、これまでの藤波タオル自体での障がい者雇用の知識や、当社より分離いたしました東京都初の民間企業でA型事業所となったNPO法人東京自立支援センターともにーでの障がい者雇用のノウハウを活かした雇用の促進をいたします。そして、障がい者のスキルアップの場を提供し、支援・指導が出来る健 常者職員の育成など、障害を持った方の働ける場を増やし、受け入れ企業への支援・指導を続けて参ります。Peer でも障がい者の方の受け入れをし、様々な場所で活躍が出来る雇用創出を目指します。
当社では、これからもPeer と協力をし、社内だけでなく、様々な企業への障害者雇用の促進を補佐出来るように取り組む所存でございます。
株式会社藤波タオルサービス 代表取締役社長 藤波克之
※この詳しい内容についてはこちらを御覧ください