てぬぐいおしぼり「織々-oriori-」できました

てぬぐいおしぼりとは、その言葉のとおり、「手を拭(ぬぐ)うための布=てぬぐい」を使ったおしぼりのことです。
普通のてぬぐいを、ただ濡らしておしぼりにしただけ・・・・
一見そのように思われるかもしれませんが、実はこの“てぬぐいおしぼり”には、日本の伝統と技術がぎゅっと詰まっています。
てぬぐいの生地、おしぼり加工、パッケージにもとことんこだわった“てぬぐいおしぼり”ができました。

てぬぐいおしぼりつのこだわり

てぬぐい生地には伊勢木綿を使用

[伊勢木綿]
江戸時代より250年以上守り続けられている三重県伝統の織布。
綿に戻ろうとする糸で織りあげられた布は、洗うほどに柔らかさと風合いを増していきます。

伊勢木綿の最大の特徴は手触りが柔らかくシワになりにくいこと。また木綿の最大の特徴である通気性や保湿性にも優れている最上級の木綿布です。
質のいい綿(わた)のみで作られる、撚りが弱くて綿に近い1本の糸“単糸”を天然のでん粉糊で固めて、糸が切れないように慎重にゆっくりと織り上げていきます。デリケートな単糸だけで織られている伊勢木綿は、現在のような高速の織り機を使うと切れてしまうため、昔ながらの織り機を使って慎重にゆっくり織り上げていきます。そのため量産することは難しく、織り上がるのは1台の織り機で1日1反(13m)のみ。
こうして織り上げられた伊勢木綿は、洗うたびに少しずつでん粉糊が落ちていき糸が綿に戻ろうとするため、使い込むほどにどんどん生地が柔らかくなり風合いも増していきます。
今では伊勢木綿の作り手は臼井織布(株)ただ一軒を残すのみ。ここでは豊田佐吉氏(トヨタグループ創始者)によって明治中頃に製造されたトヨタ織り機を、今なお現役で使い、江戸時代と変わらない製法を守りながら織り続けています。

おしぼり加工にはVB(ウイルスブロック)を使って世界品質での安心安全を実現

「VB」とは、抗ウイルス抗菌効果を備えた水溶液です。ウイルスは細菌類より更に小さく、経口だけでなく、肌の皮膚から体内へ侵入し、細胞に寄生して増殖します。「VB」は、ウイルスを不活化させおしぼり上のウイルスを99.9%抑制します。また、おしぼり自体にウイルスを寄せ付けないブロック機能を備えています。

おもてなしのパッケージには、専用の木箱で

お土産やお持ち帰り用に、専用の木箱もご用意できます。(別料金)木箱の種類はモミ・桐・ファルカタ木材の3種類。木の温もりを感じていただけるパッケージとなっています。